◆ 加藤 令子さんのルナ・ブランカ便り ◆
スペインのコスタ・デル・ソルで「ルナ・ブランカ」というホテルを地元の友人と経営している加藤令子さんからの便りです。
 最新のコスタ・デル・ソルの情勢を、時に応じてお届けします。
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[2008/06](第12便) Dia de Pescaito(魚の日)6月5日
[2008/02](第11便) Mercadillo(露天市場)
[2007/11](第10便) セビリアの市場
[2007/10](第09便) ロメリア トレモリーノスの秋祭り
[2007/07](第08便) Virgen de Carmen
[2007/06](第07便) コルプスクリスティ
[2007/05](第06便) コルドバ パティオ祭り
[2007/04](第05便) ひまわり満開!
[2007/03](第04便) 野生のアスパラガスはつらい?!
[2007/02](第03便) カーニバル
[2006/12](第02便) ペパおばさんのレストラン料理体験ツアー
[2006/11](第01便) コスタ・デル・ソルの海岸


ルナ・ブランカで働く若者[飯塚劭会員提供]

ルナ・ブランカ(プール)[飯塚劭会員提供]

(第12便) Dia de Pescaito(魚の日)6月5日

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今日は"Dia de Pescaito" ホテル近くのビーチシーフードレストランが100件以上並ぶ有名なカリウエラのビーチで魚貝を観光客や地元の人に無料でサービスしてくれると聞き行ってみました。
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うわーー大勢の人! ながーい列 列 列!自分の番が回ってくるのはいつでしょうか?(写真1)聞いたところによると魚にありつけるのは30分〜40分待ちだそうです。
皆さんわくわく待ってますね。ちょっと横はいりするともちろん怒られます。(写真3)

このお祭りはTorremolinosの市が後援 カリウエラの各お店がいつもの感謝の気持ちとフリトゥーラマラゲーニャといいマラガで獲れた魚のフライ盛り合わせを有名にしようと始まったようです。
あじ、白身の魚、ボケローネス、イカのフライなどカラッと上手にあがっていてとても美味しいでよ。(写真4)
このお店ではこの辺で有名なサルディーナエスペト=いわしの串刺し、
メヒジョーネス(ムール貝)もサービスで大人気です。(写真sardina)
それにしてもすごい人、あちこちで皆さん美味しそうに食べています。ビールやティントデベラーノも中にはデザートのアイスクリームも配っていてすごいサービスです。

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今は2時 始まって1時間もしないうちに終ってしまいました。私は写真を撮っているうちに売り切れでご馳走になれませんでした。(写真6、7)
また来年!
地元の新聞によると45000人の人出 使われた魚貝は15000キロ 60000皿が配られたそうです。
(写真8,9)
2008/06



(第11便) Mercadillo(露天市場)

maercadillo1mercadillo1-2(写真1,1-2)
各町には1週間に1〜2度市場が立ちます。
この写真は金曜市といってお隣の町べナルマデナの市場です。
新鮮な野菜から下着まで。野菜果物はやはりスーパーよりずーーと安く新鮮な気がします。
fruteria2fruteria3(写真2,3,)
ホテル用にイチゴジャムやオレンジマーマレードを作る時には私はいつもここの八百屋さんにオレンジやイチゴを頼んでおきます。イチゴもオレンジもジャム用は実は通常お店に並んでいるものとちょっと違うんですよ。オレンジは少し食用より苦く皮に薬が塗っていないものを使います。これは八百屋さんが教えてくれました。いちごも良く熟したものを使うので「来週来るからよろしく」と頼んでおきます。
mercadillo3-1服、花、子供のフラメンコ衣装、下着と何でも売っています(写真3-1)。
floristeria4彼は私がいつも買う花屋のお兄さんです。(写真4)商売熱心で通常雨が降ると市は出ないのですがよほどひどい雨にならない限りはお休みはしないと1月だというのにノースリーブでがんばるお兄さんです。時々おまけもしてくれます。
aceituna5aceituna6 さすがスペイン。オリーブの漬物もあります。
数種類もの漬物があり量り売り。ここのオリーブの漬物はおいしいと評判です。(写真5、6)

rastro7さてこれはトレモリーノスの「RASTRO」=「のみの市」です。(写真7)
rastro8rastro9rastro10毎週日曜日古い燭台や古着、靴、自分の家で使っていた鍵などアンティックなものが多いです。掘り出し物を見つけたりぶらぶら日曜の午前中冷やかしながら市場を訪ねるのも面白いですね。(写真8,9,10)
rastro11今日の私のお気に入りはこれ(写真11)1820年のアコーディオンで50ユーロだそうです。今でも弾けるということでちょっとほしくなりました。
自分たちでお店を広げる事も可能です。勝手に空いている所にお店を広げていると市役所の方が場所代を取りにきます。面倒な手続きは一切なし。実は私たちも一度要らなくなった食器を売ったこともあります。出血大サービスで安くするとすごい人だまりになり、人が人を呼びあっという間に売れたのを思い出します。
観光だけでなくその町の市場を除くとスペイン人の食卓や生活が垣間見れる気がしますね。
(ベナルマデナ「金曜市」ホテルより電車で3分、トレモリーノス「ラストロ」ホテルより徒歩10分)

2008/02



(第10便) セビリアの市場


セビリアの市場

 マラガから電車かバスで、2時間半ほどでアンダルシアの中心の大都市セビリアに着きます。
 セビリアはヨーロッパで3番目に大きなカテドラルや、カルメンの舞台になったタバコ工場など観光の見所はいっぱいです。
 観光ポイントはいろいろですが日曜になるといろいろな広場で市が立ちます。
 この広場では絵画を。モダンな絵からいかにもスペインらしい風景画とさまざまで、ご自分の好みの絵を探してみてください。(写真1、2)
 グアダルキビル川沿いの道にはなんと動物の市もありました。
 昔は小鳥だけだったそうですが今はウサギ、モルモット、犬まで売っています。なんだか、ずいぶん変わっていますよね。観光だけでなく市場めぐりも面白いですね。(写真3,4,5,6)


観光ポイントは
 大きなカテドラルの横ヒラルダ(風見の意味)の塔は高さ97,5メートル、私たちは70メートルのところまで上れます。塔の中には階段がなく(昔は王様が馬で登ったため)、スロープをぐるぐる回っていきます。そのポイントからはセビリアの町が一望でき観光ポイントの一つです。(写真7,8)
 夕方になると黄金の塔がまさしく黄金に輝き、グアダルキビル川とのマッチがすばらしい光景です。(写真9)
 カテドラルから近く、かつてユダヤ人街のサンタクルス街は細い道が入り組み、各家のバルコニーは花が飾られなかなか雰囲気があります。この地区にはいろいろなバルも多く楽しいです。スペインどこに行ってもバルはすばらしいですね。(写真10,11,12)

 日曜日早起きして電車でセビリアへ。市場めぐりの後サンタクルス街でバルめぐり、観光して夕焼けを見て1日じっくりセビリア観光はいかがですか? (写真13)

2007/11



(第09便) ロメリア トレモリーノスの秋祭り

写真19月末我がトレモリーノスの町の祭りが始まりました。

スペイン各町にはそれぞれ守護神を祭っていてある町ではマリア様、ある町では聖人。1年に一度どんな小さな町でも其の神様を祭ってお祭りが開かれます。トレモリーノスの守護神は「サンミゲル」(写真1)。
9月22日日曜日 このお祭りはロメリアといい、いかにもスペインらしい雰囲気で始まります。11時から沢山の山車が連なり町を練り歩きます。各山車はそれぞれのグループが前日に飾りつけられ、牛やトラクターが轢きます。ちょっと何世紀か前にタイムトリップしたようですよね。(写真2,3、4) 写真2写真3写真4
老若男女皆楽しそうです。これこそが飲めや歌えや踊れや!
知り合いの山車が通りましたちょっとマンサニージャ(ヘレスの近くサンルーカル・デ・バラメダという町で作られるシェリー酒のこと。よくお祭りで飲まれるお酒です。)をごちそうになりました。踊るのは???実は数年前にセビジャーナを習ったのですがもうすっかり忘れてしまっていますのでちょっと遠慮させていただきました。

写真5 写真6
町中3kmほどを3時間以上かけてサンミゲルが祭られている教会広場に着きました。ここで夕方まで各グループが集って飲んだり食べたり。時には踊ったり。本当にスペイン人はお祭り好きですよね。(写真5,6)
写真10

わがホテルのスタッフ=クララさんもお祭りに参加していました。(写真10)
右側がクララさん
中には馬車や馬に乗って祭り会場へと行く人もいます。映画のシーンのようでなかなか素敵ですよね。皆さんもちろんフラメンコ衣装を着て。あらあら犬までかわいいフラメンコ衣装をきていますね。(写真7,8,8−1)
写真7写真8写真8−1


写真9
私達ルナブランカもトレモリーノス市長さん(写真9)から招待状を頂き広場に出来た架設テントの中でごちそうをいただきました。
ロメリアは誰でも参加できます。皆様も是非来年スペイン人の中で得意の踊りを披露しながら一緒に楽しみませんか?
(ルナブランカオリジナルツアー「ロメリアツアー2008」(来年発表)をご覧ください。)

2007/10



(第08便) Virgen de Carmen


今日はここカリウエラのお祭り。Virgen de Carmen

漁師たちの女神のカルメンのお祭りです。

カリウエラはもともと漁師の村でした。ですからこのあたりには200軒近くのシーフードレストランが海の第一線、第二線と並んでいます。
いまでこそあまり漁はしていないようですがまだ漁師もいてたまに海岸で船から魚を揚げている様子を見ることができます。

さて夕方カルメンのマリア様の登場を今か今かと待っている人々で道は一杯です。夜8時過ぎカルメンがいよいよ教会から出てきました。予定の時刻を15分も遅れて。山車は花で飾られ街道の人々から と掛け声が飛び交います。(写真2、3、4)




音楽隊の独特な音と伴にスペイン人にしてはやけにまじめな面持ちの担ぎ手に運ばれてカルメン様がカリウエラの狭い路地を通ります。今年はすごい人で私は全然近くに寄ることが出来ません。(写真5)

ちょうど目の前を通るとき電線にぶつかりそう!皆が「MIRA MIRA(見てみて)」と心配そう。うまく通過したとたん拍手と笑い声。(写真6、7)

海まで出ますとここでちょっとしたセレモニーが行われます。教会の神父様のお話、コーラス、夜10時頃やっとあたりが暗くなってきました。
去年は波が高く船が海岸線に近寄れませんでしたが今年は目の前にたくさんの船。そしてカルメンが乗る船が私の目の前にいます。(写真8−1)
水兵さんの服を着た大勢の若者がなんと人間イカリのようにへりにつかまって船を固定しています。

周りの船から汽笛(?クラクションのような音)がいっせいに鳴り出しました。
10時半カルメンの山車がまた動き出します。
祭りも最高潮。さあいよいよです!(写真8.9)

大勢の担ぎ手と船を押さえる人々に守られ今年、カルメンはうまく海に浸からず乗船できました。観衆のたくさんの拍手喝さいに守られて。(写真10,11)

今年も穏やかな海でありますように。今年も大漁であります様に。漁師が安全に漁ができますように。(余談ですがこの写真を撮るため大勢の人の前に出ようと海に浸かりパンツまでびっしょりでした。)

さあ今年もまた1年穏やかな海でカルメンに守られ漁ができることでしょう。
そして私たちはおいしい新鮮なお魚を食べられるということですね。
(カリウエラビーチ ホテルから徒歩8分 毎年7月16日)

2007/07



(第07便) コルプスクリスティ



6月10日 トレモリーノスのお隣の町ベナルマデナでコルプスクリスティが開かれました。(毎年日程が変わります)
これはキリスト教の行事の一つで'聖体拝領' と日本語では訳すようです。
キリストの体=聖体を崇めるお祭りのようです。

私たちクリスチャンでない人間にはセマナサンタ(聖週間、イースター)同様少々なじみがないのですが。。
スペイン人のほとんどがクリスチャンですのでいろいろな町でこのお祭りが開かれます。
たくさんの色とりどりの花びらで道に絵を書きます。どうですか?花びらのじゅうたん!
とってもきれいですね。(写真1,2)

一般の道に花びらを飾るわけですから前日の夜町の人々が総出で花びらを持ち寄り絵を書くそうです。あいにく前日にはいけませんでしたがスペイン人のことですからワイワイガヤガヤにぎやかにしたことでしょうね。
道路の脇にはおまわりさんがいて'踏まないように' 'あっちを回りなさい'監視しています。
周りの家々も窓にご自分の家で一番きれいなテーブルクロスを飾ったりして町中がきれいに飾られます。
さて12時となりますと町の教会から神父様が聖体をもって行列が始まります。(写真3)


なんと!あの花びらで飾った道の上を行列が歩いてしまいます。花の命は短くてではないですが花びらのじゅうたんの命も短くその後はもう子供たちが花びらで遊んでもOK!(写真4)


1年に1日だけ数時間だけの美しい花びらのじゅうたんを見にどうぞいらしてください。

(ベナルマデナの村  ホテルより車で20分)

(写真5=ベナルマデナプエブロ広場)
2007/06


(第06便) コルドバ パティオ祭り

5月上旬(今年は5月3日から13日) アンダルシアのコルドバではパティオ(中庭)祭りが開かれます。
この時期のコルドバはもう真夏、日中歩いていると暑くて暑くてすぐ休憩したくなります。
その暑さに負けずにツーリスモオフィース(観光案内所)で地図をもらって'今年の一番のパティオは?'
地図に順位をつけてもらってさあ出発。
セントロから歩いて15分(ちょっと遠いですね。)毎年1位になるパティオを見学。
日本の長屋のような家並みあたり一面にゼラニウム、インパティス、ブーゲンビリア、 色鮮やかな花々が壁を覆っています。
どうやったらこんなに花を保存できるのでしょう?!では次。細い道を歩きながら地図とにらめっこしながらあるいていると普通の家の玄関にちょっとした印があり、中に入ってみました。
ここは本当に普通の家の中庭、井戸の周り、2階の窓にかかっている花々、すばらしい!中庭に座っているこの家の主おばさんに'どうやって水を撒くんですか?どのくらい時間がかかるのですか?'と聞いてみました。
おばさんふーーっとため息混じりに'何時間もかかるんですよ。長い棒の先に空き缶をつけてそれでひとつずつ水をあげるからね。'
それは大変!ホースでは撒かないんですよね。壁にも泥が跳ねるし鉢の泥がなくなってしまうから。
気の長い話ですよね。でもそれだけの苦労があって初めてこの美しさがあるのです。
ホテルから車で2時間弱、このパティオ祭りの時期しか中庭は見られません。普通のおうちの中庭を見せていただくのですから。そして最後に'見せていただいてありがとう'と入り口の箱にチップを入れましょう。
今年はちょっともう間に合わないという方も来年は是非パティオ祭りに行ってみましょう!
思い出の写真がきっと撮れますよ!
コルドバへ来たのですからやはり観光スポットも少し見て帰りましょう。

メスキータ
785年、ウマイヤ朝のアブデラマン1世によって西ゴートの教会跡に創立されたモスク。その後のアブデラマン2世やアル・ハッカム2世、また10世紀には猛宰相アルマンソールなど4人の治世時代に拡張され、一度に2万5千人もの信者を収容するほどの、当時のコルドバの繁栄を象徴する寺院で、世界最大級のモスク。
メスキータの内部に入るといろいろなローマ時代の石の柱が森のように立ち並び、オレンジと白で作られた馬蹄型のアーチが目をひきます。一歩中に入っただけでひんやりと幻想的な気分に包まれます。オレンジの中庭やイスラムのミナレットと呼ばれる塔別世界に来たようです。
メスキータは15世紀にキリスト教徒に改築されたといわれますがイスラム教とキリスト教、多様式の混在した不思議な空間がなんともいえない雰囲気に浸ることができます。

アルカサル、花の小道、メディナ・アサーラ宮殿遺跡など見所は一杯です。
おなかが減ったらサルモレホ(ガスパチョを濃くしたもの)、ラボデトロ(オックステールシチュー)の名物料理やモンティージャモリレスのワインでもお楽しみを。
花の小路 メディナアサハラ宮殿跡 サルモレホ

(ホテルから車で2時間弱)
2006/05


(第05便) ひまわり満開!

5月中旬から6月中旬までここアンダルシアはそれはそれはきれいな季節です。
赤い花をつけるアマポーラ、雑草さえ黄色や紫と色とりどりの花を咲かせています。
そしてひまわりの季節は街道沿いに黄色い色が目の前に広がっていてすばらしい光景です。日本でも時々写真やCMでご覧になるとは思いますが、実際のひまわりは一つ一つが大きく人の顔より大きい花が並んでいます。背丈も高く2mちかくあるので畑の中に入ってしまったらどこに人がいるのか分からないほどです。かくれんぼに最適でしょうか?!でも気をつけて。去年私はひまわり畑に入って撮影中養蜂場に入ってしまい蜂にさされてしまいましたから。

ひまわりはこちらでは種を食用に使います。ひまわり油は安くてさっぱりしています。ちなみに1L40センティモ(50円前後)。
日本のサラダオイルの感覚ですよね。こちらのお母さんたちはマヨネーズを作るときにこの油を使います。揚げ物に使います。とにかく消費量はすごいものがあるようです。
スーパーで売っているひまわりオイルは5L入りの大きなビン。買い物も大変です。
こちらに来たからにはひまわりの写真を思い出に。と思いますが結構ひまわりの撮影は結構難しいです。スペインの道路は「ここでちょっと」とすぐには止まれません。大体が高速道路になっていて車を走らせながらここがきれいだからといっても その場所に行き着くのが大変です。Uターンする場所もなくそこに戻ろうとしてもずーっと先でUターン。その後もとの場所に行くのは難しいです。ちょっと道路脇に止まろうものならそばを車がビュンビュン走るので危ないあぶない!すぐクラクションを鳴らされてしまいます。
団体旅行ではここで撮影と言うのは時間がなくあまり自由に出来ないと聞きます。そして毎年その年の気温や作付け場所が違うので場所選びが少し難しいです。個人旅行で来られると地元の人たちのアドバイスを聞きながら場所を選び、きっと自分だけのひまわりの写真を思いっきり撮る事が出来ると思います。
古い城跡の周りのひまわり畑、丘一面を覆うひまわり。その黄色は本当に印象深いものとなることでしょう。
思い出の1枚を作りに是非5月6月のアンダルシアに来てみてください。
(5月末〜6月中旬が見ごろ ホテルより大体車で1時間くらい。
ルナブランカ主催 ひまわり満喫ツアーもあります。)
2006/04


(第04便) 野生のアスパラガスはつらい?!

皆さんは野生のアスパラガスを食べたことがありますか?
一般的に売られているのは畑で育ったもので通常野生のアスパラガスは山の中それも結構傾斜の強いところに生えています。
少々苦いですがやはり自然のものはすばらしくおいしいです。
日本でも山菜取りをなさる方はご存知だと思いますが山菜の場所は子孫にも教えないほどの貴重なもの、ここでも同じです。
今回は特別アントニオおじさんにアスパラガス摘みに連れて行ってもらいました。(写真1)

ホテルから車で30分 モンテデマラガ(マラガの山)という国立公園があります。そのぎりぎりのラインの所に住むアントニオさんとアントニアさんご夫婦所有の山の中、谷を越えて反対の山に入ります。(写真2)

下の方はどうやら他のスペイン人が採ってしまったらしく(個人の持ち物で本当は他人が入ってはいけないのですが)少し山を登らないと見つかりません。この時期はアーモンドの木に花が咲き、日本の桜と似ていて淡いピンクがとてもきれいです。(写真3)
アスパラガスはほっておくと成長してブッシュになっていまいます。そのブッシュの中に細く緑のアスパラガスが生えています。(写真4)
やわらかいものを選ばないと後で筋が多くてとても食べられるものではないのです。
「あった!」と振り返るとアントニオおじさんの手にはもういっぱいのアスパラガス。「ほらここにも」っておじさんは見つけるのがとても上手です。
ブッシュのとげに気をつけて足で掻き分け下の固いところは残して上の25cmくらいの所をポキッと折ります。

道なき所を歩くので足元には石やぬかるみで思うように進めません。
何とかおじさんの助けを得て歩くところ2時間、やっとみんなで食べられる量を採ることができました。
「もう少し採る?」「いやいやもう結構です!」かなり2時間半の山歩きはしんどいです。もうこれ以上はご遠慮します。(写真5)

もう一踏ん張りでやっとおじさんたちの家に到着。(写真6、写真中央の家)

ゆでただけではとても苦くて食べられませんがアントニアおばさんがアスパラガスをよーく油でいためてくれ、おいしく料理してくれました。アスパラガスの卵とじとビールで遅めの朝食をご馳走になり大満足の2時間でした。

写真に撮り忘れましたがアントニオさんの買っている3匹の犬も同行してくれます。どうぞ足に自信があるかた、山菜取りが好きな方お試しください。

(ホテル・ルナ・ブランカ主催オリジナル半日ツアー「野生のアスパラガスツアー」にご参加ください。)

2007/03


(第03便) カーニバル


 カトリック教では、復活祭の前日曜を除く40日間は四句節(cuaresma)と呼ばれ、食事は朝晩のみで肉食が禁じられていました。肉を食べたい人は教会に寄付をし、特別にチケットをもらわなければ買えなかったそうです。お肉屋さんはこの間どうしていたのでしょうね。今は真面目に実行する人はほとんどないようですが四句節に入る直前、大いに羽をのばしておこう、というのがカーニバル(謝肉祭)です。(写真1)

 また春の訪れを知らせるお祭りとして有名ですが、リオやベネチア、ニースなどでは現地の人々の仮装をみるだけですが、アンダルシアのカディスという町のカーニバルは少し違います。

町中誰でもが思い思いの衣装をまとい、自分たちの仮装に、そしてシェリー酒に、歌に酔いしれます。 街角街角で歌うグループ、それを聞きながら笑っている人々、長い長い仮装行列、そしてどこから来たのか大勢の人々。 この日ばかりは昼夜問わずバルでも街中でもシェリー酒やビールを飲みながら笛や太鼓の音が鳴り響きます。いわゆる誰でもが参加できるカーニバルということですね。(写真2.3)
 その仮装のすごいこと。手作りの衣装をまとう子どもから本格的な立派な衣装をつけている人々。「チリゴタス・イレガレス」と呼ばれるカーニバルのために結成されたグループがそれぞれに仮装して、街行く人々を仮装とパフォーマンスで楽しませます。  友人曰く「スペイン人は紅白歌合戦の小林幸子さんの衣装を見ても驚かない。カーニバルで見慣れているからね。」ンン確かにすごいです。

 カーニバルの時期になるとこの町ではコンクールが開かれ毎日毎日色々なグループが歌声と衣装を競います。  どうも風刺の歌を歌っているそうですがちょっと理解するのは難しいです。でも衣装や雰囲気を見ているだけで面白いですが。(写真4)

 またカーニバルの時期だけではなくカディスはスペインの最西端の地。夕日がとってもきれいなところです。(写真5)

 大西洋に面していますのでやはり魚貝類がおいしいです。びっくりするのはウニを食べること。生で日本人のように食べます。1月の終わりごろには「ウニ祭り」があってこれもカーニバルが始まる前のお祭り。にぎやかです。スペイン人って本当に祭り好きですよね。(写真6)
 おいしい魚介類ににぎやかなカーニバル。思い思いの扮装をしてスペイン人とどうぞカーニバルの夜をお楽しみください。
(ホテルから車で2時間半)
2007/02


(第02便) ペパおばさんのレストラン料理体験ツアー

今回はホテルルナブランカ一番人気のツアーをご紹介します。
オリーブ畑やオレンジ畑を見ながら山間の道を走っていくこと1時間。山の中に白い村が見えてきました。カラトラカという人口870人ほどの小さな村です。
ここは温泉の保養の村。スペインでも温泉が出るんですよ。日本の温泉とは違い通常は治療のためなので医者の処方が必要なのです。ま、温泉の話はともかく、そういう治療は普通は1週間ほど滞在するためここ「カサペパ」は宿泊施設を備えたレストランです。


これがペパおばさん。お年は70を越えていてもちろん現役。
いつも元気!とっても気さくで優しいおばさんです。

今日のお客様は京都からいらした富田さんご夫婦。新婚旅行でいらっしゃり私のつたないご案内でペパおばさんの料理体験にご参加です。
富田さんご夫婦は京都ではコックさんをやってらっしゃるとのことでお料理に大変興味があるんですね。

さてここは通常は1時半からのレストランオープンですがいつも準備時間におじゃまし、キッチンに入れてもらってその日のメニューを教えてもらいます。
今日のレストランのメニューは キャベツのスープ(チョリソやガルバンソス=ひよこまめ入り、マグロコントマテ(豚肉のトマトソース煮)、コロッケ、ひき肉団子(絶品!)

まずはスープの作り方を。なんていっても豪快なのがペパ風。大きな圧力鍋にいっぱいのキャベツを良く煮込みトマトやチョリソ、ひよこまめを入れます。それにしてもすごい量!今日のレストランのお客様は何人なんでしょうね。
こんな田舎レストランですが結構観光客(イギリスやドイツ人)や土日になるとマラガの人たちで大変混みあうんです。

さて、みんなでジャガイモむきもお手伝い。ジャガイモや野菜のむき方、きり方がスペイン風はちょっと違うんです。あまりまな板を使わずに上手に切っていきます。「え!指切らないですか?!」おばさんは「今まで一度も切ったことがない」との事。さすが!年季が入っていますよね。

おばさんはゆっくりした動作のように見えて結構手早くいろいろ作っていきます。
実は今日のメニューにはコロッケは無く特別に作り方を教えてくれました。
ジャガイモは使わずにクリームコロッケがスペイン風です。作りながら出来立てのおかずをさお皿に盛ってくれて試食させてくれます。おいしいマラガワインも。キッチンで色々食べてしまうとテーブルに座ったときにはもうおなかがいっぱいなんて時も良くあります。富田さん気をつけて!
私の私見ですがここのマグロコントマテとひき肉団子は他のどんなバーで食べたものよりすごーーーくおいしいです。おばさんはあんなに簡単に作るのになぜかしら??
早々忘れてならないのがおじさんの作るポテトフリートー。これも絶品です。おじさんは自称「ポテトフライの王様」だそうです。

さあ1時半 レストランオープンの時間です。
私たちもテーブルに。イギリス人の8人のグループやスペイン人の家族、平日なのにレストランは満杯です。
いやーーもう既に満腹なのですがおいしい田舎料理をがんばって食べましょう。
富田さんご夫婦も満足そうですね。


皆様も是非ペパおばさん風ひき肉団子、コロッケに挑戦してみてください。そして料理だけではなくカラトラかという田舎村、ペパ家族の温かいもてなしを味わってください。

2006/12


(第01便) コスタ・デル・ソルの海岸

1.コスタデルソルの青い空と青い海

はじめまして。
 私はスペインコスタデルソルで「ルナ・ブランカ」というホテルを地元の友人と経営しています。
 コスタデルソルは太陽海岸といわれるだけに気候の良いところで(ご存知の方も多いと思いますが)冬の平均気温は13度、夏は28度と温暖な地中海性気候に恵まれたところです。
 一度いらしたらきっとお気に召すと思います。[写真-1]


2.天気の良い日曜でにぎわうチリンギート
 さて、はじめの今回はコスタデルソルの海岸について
 私たちのホテルから歩いて7分の海岸はカリウエラといい、以前は漁村だったところです。今は多くのシーフードレストランが100軒を越しています。 どこもおいしそう!
 ビーチに出ているお店はチリンギートといい、気軽に食べられるスペイン風海の家です。[写真-2]
 7,8月は人がいっぱいで、2時過ぎると入れなくなるほどです。(スペインの昼食は1時半から4時くらいまで)今は12月なのでそんなことは無いですが、天気の良い日曜日は混み合っていますね。

3.エスペトデサルディーナ
 んん!おいしいにおいが! コレは「エスペトデサルディーナ」といって「いわしの串焼き」です。ここカリウエラの名物。
 いわしに岩塩をふって串刺ししたいわしを炭で焼くので、日本の方々には本当に食べやすいものです。めざしとよく似ていますよね。[写真-3]
 もちろんシーフードパエリア、色々なえびや魚のプランチャー(鉄板焼き)も最高です。

4.12月に水着で日光浴の外人

となんだか食べ物ばかりですが天気の良い日は冬でも北欧の方々は泳いでいます。ちょっと肌の厚さが違います。キラキラ太陽と青い海。のんびりと是非海でぼーといわしの串焼きでも食べながらすごしてみてください。[写真-4]

ホテル・ルナ・ブランカ 加藤令子
2006/12